猫ちゃんの家が、しばらくミルクボランティアを出来ない理由
和歌山県では愛護センターや保健所で収容された犬・猫の殺処分数を減らすため
・ミルクボランティア
・一時預かりボランティア
・譲渡ボランティア
というボランティア活動が御座います。
愛護センター、保健所、個人や団体のボランティアが協力し、譲渡できる犬・猫を増やし、殺処分0に向け頑張っているのです(^^)
聞きなれないボランティアだなぁ_(:3 」∠)_
という方もいらっしゃると思うので、和歌山県動物愛護センターの資料を元に、各ボランティアの説明をさせて頂きますね(^^)
◆ミルクボランティア◆
収容された授乳期の仔犬や仔猫を離乳するまで哺乳、排泄の介助、離乳食の給仕等の世話をして離乳後にセンターに戻す活動です。
◆一時預かりボランティア◆
収容された犬・猫を預かり、人慣れやしつけ等を行っていただいた後、センターに戻す活動です。
◆譲渡ボランティア◆
しつけや健康管理などの技能をもつ方に、収容された犬・猫を譲り受けていただき、新しい飼い主(里親)様を探す活動です。
※これらの活動に参加される前には、必ず講習会を受講する必要が御座います。
※ボランティアの受付は随時開催しておりますので、詳しくは、和歌山県動物愛護センター又は最寄りの保健所や愛護センターまでお問い合わせください。
和歌山県和歌山市の猫カフェ
ねこカフェ猫ちゃんの家では
和歌山市動物愛護管理センターのミルクボランティアと譲渡ボランティアという活動をしております。
猫ちゃんの家では、ミルクボランティアで育てた後も、猫ちゃんの家で過ごして人馴れするように訓練し、素敵な里親様が見つかるまで根気強く、気長に里親様を探しております(^^)
ミルクボランティアという活動では、母猫からミルクを貰えない状態の子猫を保護しているため、子猫には抗体が無く、すぐに体調を崩すため、安い餌を与えることができません。
ねこカフェ猫ちゃんの家では、ミルクボランティアで子猫を保護した場合、ロイヤルカナンというブランドの餌を使用しております。
マザー&ベビーキャット(生後1〜4ヶ月)
2キロ 3,640円
キトン(生後12ヶ月まで)
2キロ 3,640円
FHN-WET ベビーキャット(生後4ヶ月)
1缶 210円
ウエットフードの、FHN-WET ベビーキャット(生後4ヶ月)については、子猫が毎日、1匹 1.5缶消費致します。
ミルクボランティアとして活動するにあたり、子猫を育て上げるには、餌代がとても嵩みます。
そのため、ロイヤルカナンの正規取扱店として資格を取得し、良い餌を少しでも安く仕入れる努力を致しましました。
和歌山市動物愛護センターで保護した猫ちゃん達には、当店では安い餌を与えておりません。
安い餌が一概に悪いわけでは御座いません。
しかし、母猫から母乳をもらえない子猫は、とてもとても身体が弱いです。
ミルクボランティアで保護される子猫の状態は様々で…
・ミルクを自力で飲める子もいれば、飲めない子もいます。
・ウエットフードが食べれるくらい、育っている子猫もいます。
・まだ、へその緒が付いている状態で、目も開いていない子猫もいます。
どんな状態の子が来るか、毎回分かりません。
初期にミルク缶の支給は御座いますが、基本的には医療費やご飯代はボランティアの持ち出しです。
ボランティアをするにあたり、医療費とご飯代、空調、衛生管理のための費用は節約出来ませんし、少しでも体調が悪いと感じた場合、すぐに病院で受診できる経済能力が必要です。
また、猫ちゃんの毛艶や体格は、飼育環境にとても影響されるため
・朝食はウエットフード
・ロイヤルカナンとカークランドをブレンドしたご飯が主食
・おやつは、シーバやモンプチ、ご支援物資で頂いたご飯やおやつを与えております。
当店のオーナーの猫ママは、2018.4月のオープンから、2020.3月までは、ご支援物資やご支援金を募らず、自分の貯蓄を切り崩しながら1人でボランティアに励んでおりました。
そんなオーナーの頑張りと努力、愛護センターの猫ちゃんを救いたいという熱意をもっと知ってもらえたらな…
と思い、猫カフェ猫ちゃんの家のにゃんこは、2020.3月にTwitterを開始し、2020.3月末に、初めてご支援物資をいただける、とても嬉しい出会いが御座いました。
今でも、そのご支援物資は大切に使用しております(^^)
ねこカフェ猫ちゃんの家では
Twitter、インスタ、ホームページも…
実は、一年経過しておりませんが
SNSは完全素人ながらも
試行錯誤を繰り返し
なんとか最近、ホームページも見やすくなったかな?(まだ改善は必要ですが…)
と、勝手に自己満足しております_(:3 」∠)_♡
この1年間で、たくさんの人にご協力頂き、元気を頂き、本当に助かっております(^^)
ご来店、ご支援物資、ご支援金、グッズ購入、情報拡散…などなど
皆様の力が、当店では
とても大きな力となっております!
本当に、いつも有難う御座いますm(_ _)m
…しかし
ねこカフェ猫ちゃんの家では
もうミルクボランティアとして活動できる貯蓄が御座いません。
なぜなら、老猫ちゃんを看取るための貯金が必要だからです。
そして、里親募集のにゃんこスタッフがもし、里親様が決まらなかった場合は…
その子達もいずれ老猫になり、たくさんの医療費が必要になるからです。
1匹でも多くの命を助けたい!
そう思っていても
お金がないと命は救えません。
維持できません。
少しでも経済状況に不安のある飼育は、猫ちゃんを幸せには出来ません。
多頭飼いは、飼い主としては幸せかもしれませんが…
自己満足してはいけません。
必ずしも、猫ちゃんにとって幸せな環境とは限りませんので…
当店では、猫ちゃん達のパーソナルペースを確保し、運動、日向ぼっこ、体調不良時の避難用のケージも確保し、生活環境の管理には気を使っております。
狭い空間で、ギュウギュウ詰めの環境では飼育致しません。
もちろん、まだ改善の余地は御座いますので、猫ちゃん達がのびのび暮らしながら、素敵な里親様と出会えるように努力致しますね(^^)
ねこカフェ猫ちゃんの家では、ご存知の方もいらっしゃると思いますが
2020.11月から、和歌山市動物愛護管理センターご協力のもと、里親募集中の猫ちゃんを一時預かりし、土日祝の休日に、月に一度のペースで、当店の譲渡部屋で定期的に譲渡会を開催しております(^^)
愛護センターがコロナ対策のため、土日祝の譲渡会をしておりません。その間だけでも、当店にできる範囲でお手伝いができたらと思い、開催する事に致しました。
譲渡会以外の日でも、当店には譲渡対象の猫ちゃんがおりますので、いつでも会いに来て下さいね(^^)
※誠に申し訳御座いませんが、一般の方からの保護猫の受け入れは一切しておりませんので、ご了承下さい。
2月から4月にかけて、子猫が産まれる時期ですが、当店がミルクボランティアを出来ない理由。
そして、譲渡会を開催するきっかけを知っていただけたらと思い
長々と書いてみました(・_・;
途中で読むのが面倒になった方もいらっしゃるかもしれませんが、私の文章能力が足りず、惹きつけることが出来なくて申し訳ないです(−_−;)
素人ながらに
SNSとホームページの更新をし、1人でも多くの方にねこカフェ猫ちゃんの家の存在を知ってもらい
愛護センターや保健所で保護されている動物達に目を向けて頂けるきっかけになれれば幸いです(^^)
これからも、和歌山県和歌山市の小さな猫カフェ、ねこカフェ猫ちゃんの家を、どうぞ宜しくお願い致しますm(_ _)m
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