2025.09.09. 0:47にクゥちゃんが永眠致しました
和歌山県和歌山市の猫カフェ
ねこカフェ猫ちゃんの家です。
皆様にお知らせが遅くなってしまい、誠に申し訳御座いません。
2025.09.09. 0:47に老猫のクゥちゃんが永眠いたしました。
20歳。
大往生してくれましたが、オーナーの猫ママも僕も、クゥちゃんが居てくれて当たり前の日々を長年過ごしていたので、いつかお別れの日が来ると分かっていたものの、いざクゥちゃんがお空に旅立つと、とても寂しいです。
老猫のクゥちゃんは猫カフェ部屋では過ごさず、2Fの居住スペースでのんびりと老後を過ごしていたため、お客様とクゥちゃんが直接お会いすることは滅多に無かったかと思います。
しかし、クゥちゃんのために様々な老猫用フードや療養食、老猫ちゃん用の幅が広くて高さも控えめなキャットタワーなどをご支援して頂いたり、猫ママが発信するクゥちゃんの様子のSNS投稿で応援や励ましの声を頂き、皆様からもとても大切にして頂きました。
本当に有難う御座います。
クゥちゃんは猫兄貴が道端で保護し、当時、まだ生まれて間もない子猫でしたが、首に怪我をしており「クゥー」と鳴いていたので、名前はクゥちゃんになりました。
幼少期は尿路結石になり生死を彷徨った時もありましたが、青年期から老猫ちゃんの時代は大きな病気もなく、風邪も滅多にひかず、健康に過ごしてくれました。
ちなみにクゥちゃんが若い頃は、お風呂のシャワーが大好きな綺麗好きさんでした!
老猫になってからは、体力面の関係でお風呂に入れてあげることがことが出来ず、ブラッシングとシートシャンプーでキレイキレイしており、寝ぐせのついていないときは老猫でも艶々の毛質でカッコいい子!!
そんなクゥちゃんは、茶トラのガッシリ体系、牙も鋭くて…病院では狂暴化するため、獣医師さんに診察していただく時は、先生が猛禽用の分厚い手袋で手と腕をがっちりガードして診察して下さっていた時は、今となっては懐かしい思い出です。
クゥちゃんは4年前くらいから痴呆の傾向が出てきて、昼夜問わず1~3時間おきに猫ママにご飯をおねだりし、夜は猫ママの枕元でずっと一緒に過ごしていました。
猫ママがミルクボランティアのお手伝いが出来ない時期があったのは、クゥちゃんの介護で手いっぱいだったのです。
クゥちゃんは甘えん坊だったので、老猫になっても赤ちゃんのように可愛かったです。
(気に入らないと鋭い牙でガブリなので、その時は痛かったです。可愛いので気にしませんが。)
老猫になると、昔のように何でも食べれるわけではなく、クゥちゃんはカロリーエースやエネギーチュール、キトン、缶詰各種や老猫用カリカリフード、焼きカツオなど、その日の気分で食べれるものを食べてもらえる様に、猫ママが毎日試行錯誤して栄養管理をしておりました。
中でも、カロリーエースが一番食べやすかったようで、1日で3~6缶消費していたため、猫ママのお財布が火の車でしたが・・・
クゥちゃんが食べれる。食べたいと思うものは節約できないので、猫ママがやりくりを頑張っておりました。(療養食や介護食は高額で何年も続くため、他の子が老猫ちゃんになった時のことも考えて、これからも老猫介護貯金を頑張りたいと思います。)
また、クゥちゃんは食べることを頑張るだけでなく、歩くのがふらふらになりながらも、自力でトイレまで頑張って歩いてくれて、本当に賢い子でした。
お空に旅立つ2日前くらいからは食欲が一気に落ちましたが、寝ながら撫でて~と首を動かして、撫でる場所を誘導してくれたので可愛くて撫ですぎたら・・・
急に怪訝な顔をして『んなぁ!』と言って、そっぽを向かれたので寂しかったですが、なんやかんやで、しっぽで遊んでくれました。
クゥちゃんは優しくて、ぼくの一番のお猫様でした。
猫ママは、クゥちゃんの介護でくたくたになりながらも、クゥちゃんが『ごは~ん』『にゃんにゃよ~』『んなぁ~』と鳴いたらすぐにかけつける忠実な下僕で、クゥちゃんは最後まで、いっぱい猫ママに甘えることが出来て幸せだったと思います。
クゥちゃんがお空に旅立ってとても寂しいですが、僕も猫兄貴も、家族みんなでクゥちゃんの火葬に立ち会うことが出来たので、クゥちゃんとの思い出を話しながら供養出来ました。
最後に、クゥちゃんのためにご支援して下さった皆様
応援、励ましのご協力をして下さった皆様。
本当に有難う御座います。
今後も猫ちゃんの家は、無理のない範囲で猫ちゃんの幸せのお手伝いが出来たらと思っております。
猫ママ個人で出来る事はとてもとても小さなことかもしれませんが、今後も暖かく見守って頂けると嬉しいです。
さて・・・
クゥちゃんの次は七海ちゃんとシャム太郎が老猫デビューしそうなので
2Fのお部屋を素人工事で老猫様が快適に過ごせるよう、皆で試行錯誤してみたいと思います。
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